窯焚きのサイクルのお話
2022-07-13
ルームルームの窯は10k窯が2台あります。
1台は酸化焼成と還元焼成又は素焼き焼成を行います。
もう1台は主に素焼き焼成と酸化焼成です。
2台ともに電気窯の為、還元焼成はかなりのダメージを負います。
しかし、還元焼成でしか、出ない(表現出来な)風合いがありますので、
ダメージ覚悟で行っています。お陰で窯内部はボロボロですが・・・。
10k窯はさほど大きなサイズではないです。
何故、このサイズかってことですよね。
1つしかないです・・・焼成サイクルを短くする為!これにつきます。
窯焚きは電気代(燃料代)が当然かかります。結構かかります。泣
って事は大きな窯で2回より1回で行った方が効率がいいのは当たり前の事です。
しかし、窯は作品が溜まらないと焼成するのはもったいない。
で、で、小さめの10k窯で焼成するサイクルを短くして、
作品を頻繁に焼成しているって事なんです。
最近の焼成スケジュールは、2週間で素焼き窯を稼働しています。
なので、月2回の生徒さんであれば次回来られた際に前回の作品が素焼き素地状態であがっているので
施釉作業がもう出来るってことです。これって結構すごい事なんですよ。(乾燥状態によりますが)
本焼き焼成はというと更に短くて「週1ペース」です。これまたすごい事です。
なので、ちょっとしんどいからサボっていると・・・または、今の季節の暑さで、
今日(今)電源をONにすると最高温度時には明日の営業時間中だから・・・ONしない方が・・・などなどで
焚かないと作品保管棚に作品が溜まって溜まってどうにもなりません。
もう少し、教室のスペースが欲しい。
冬は天国、夏は地獄の窯焚き
今日も暑い中、電源ONしました。